みなさん、こんにちは

よこやまです。

2018年もあとわずか、みなさんいかがお過ごしでしょうか

今年一番の寒波もみられ、肌を刺すような寒さが続くと思いますが

くれぐれも、お体には気を付けてくださいね。

年末年始と言えば、神社にお参りに行く方も多いのではないでしょうか

神社といえば神様

今日は、神様を題材にしたお話をひとつ

紹介しようと思います。それでは行きましょう!

『全能のパラドクス』

 

おい、パラドクスってなんだ?と思われた方

はい、パラドクスとは『矛盾・逆説』を意味する言葉です。

正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、

受け入れがたい結論に達する事なども意味します。

世界のすべての事を知り尽くし、成し得られない不可能など無い。

神様とは全知全能の存在です。

 

そんな神様に1人の少女がこんな質問をします。

『神様、重すぎて誰も持ち上げる事の出来ない石を作る事はできますか?』

神様は全知全能

不可能な事などひとつもありません。

『少女よ、そんな事は簡単だ。さっそく作ってやr・・・』

『・・・あっ!!』

そう、ここで神様にはパラドクスが起きてしまいます。

全能なら『誰も持ち上げられない石』を作る事ができるはず、

しかし、『だ・れ・も・持ち上げられない石』。

つまり神様でさえも持ち上げられない石という事。

持ち上げられない石が存在する事で神様は全能ではない。

また、そのような石を作れなければ、それも全能ではない。

どちらを選んでも全能を失う。

まさに

いかがでしたでしょうか

どちらを選んでも同じ結果

これは神学・哲学の世界で『絶対者・全能者は存在しない』という学説になっています。

次回は、パラドクスなクイズをお送りします‼

それではまた!