文化祭『松国祭』に行ってきました④
みなさん、こんにちは。
よこやまから代わり
グッチじちょうと申します。
前回の投稿に続き松本国際高等学校様『松国祭』になります。
僕たちは、「マンガ・アニメ科ブース」「美術部ブース」を後にして、
「Webクリエイター科」の展示ブースへ向かいました。
松本国際高等学校様では『Webクリエイター科』があるのですが、
こちらでは、生徒さんたちが実際にパソコンに触れながら実習形式で、
最新のソフトウェアを使う技術を学ぶことができるそうです。
展示ブースには、一面ずらーっとパソコンが並んでおりました。
一台一台のパソコンの前に座りますと、「Webクリエイター科」の学科や先生の紹介動画や
生徒さんたちが作った色々な「映像作品」「音楽作品」を視聴できるようになっていました。
僕らはヘッドホンを装着して、食い入るように映像を視聴しました。
素人の僕たちにとってみれば、「どうやって作ってるんだろ?」「高校生なのにすげえな〜」と
感心するばかりです。
一言で言いますと。
「すげえ時代になったもんだなあ〜」(と唸るおじさん)
中でも特に僕が感動したコトがありました。
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)というコンピュータ言語を用いた、
音楽作品を視聴していたときのことです。
なにやら「ピコピコ」と懐かしい音が…。
もはやDNAレベルで身体が反応してしまう、リズム。
それは「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム音楽でした。
その作品は、マリオの楽譜を基に、音色にさらなる編集を加えて、凄く良い感じの音を創り出していました。僕の世代に
とっては、嬉しくなってしまう音でした!
近くにいた男子生徒さんに、MIDI音楽作品の作り方を教わりつつ、彼の作品も聴いてみました。
すると…、意外にも先ほどの「ピコピコ」とは全く違う印象の音楽が。
非常にしっとりとしたメロディー。
センチメンタルな気分に浸る、おじさんの図。
男子生徒さんに、「これ凄く、しぶい、しっとりとした良い曲だけど何の曲なの?」と聞きますと。
映画ドラえもんの主題歌『ひまわりの約束』という曲を基に、彼が編集した作品でした。
「おお〜、良いじゃん!(涙)」
不覚にもおじさん、感動してしまいました。
何というか、30年前に僕が小学生だったころ、猿のように毎日友達の家で遊びまくった『ファミコンのスーマリ』。
コロコロコミックを読んで未来を夢見た、藤子・F・不二雄先生の不屈の名作『ドラえもん』。
この二つのDNAが、21世紀の高校生の中にも、
まさに「アップデート」されて生きている!!
と思わずにはいられませんでした。(大げさ?)
著名なコンピュータ研究家の落合陽一さんは、著書の中でこうおっしゃっています。
〈コンピュータになくて人間にあるのは、「モチベーション」です。
コンピュータには「これがやりたい」という動機がありません。
目的を与えれば人間には太刀打ちできないスピードと精度でそれを処理しますが、
それは「やりたくてやっている」わけではないでしょう。
いまのところ、人間社会をどうしたいか、何を実現したいかといったようなモチベーションは、
常に人間の側にある。だから、それさえしっかり持ち実装する手法があれば、
いまはコンピュータを「使う」側にいられるのです。〉
〈モチベーションを持ってコンピュータをツールとして使う「魔法をかける人」になれるか、
あるいは「魔法をかけられる人」のままになるのか。そこに大きな違いが生まれます。〉
『これからの世界をつくる仲間たちへ』(小学館)落合陽一著 より引用
WWW=World Wide Web Webは、つまり今ここ(松本市)から、
いつでも世界中に繋がっていけるもう一つの現実世界です。
Webクリエイター科の生徒さんたちには、たくさんコンピュータの勉強をしてもらって、