「上高地バカ」は「地質学バカ」だった!
みなさんこんにちは
作業療法士
パークボランティア
上高地バカ、こと
おぐちです
お久しぶりです。
冬期は上高地のボランティア活動がありません。
そこで、
私、実はバカなんです。
地質バカなんです。
「地質バカ」な話をします。
私、地質学が好きで、もう何年も信州大学市民開放授業枠で
現役学生さんと地質の勉強をしています。
「本業の作業療法士より頑張ってんじゃないか?」
いや、ちゃんと仕事もしてます。
そんな地質バカが
海抜0mから
標高3,776mまでの
足跡を少しだけ紹介します。
ここは、まさに海抜0m
糸魚川の海岸。
糸魚川と言えば「翡翠(ひすい)」。
たびたび、翡翠探しに出かけます。
翡翠なんて極マレにしか見つかりませんが、
多種多様な岩石がゴロゴロしています。
海を見ながらのんびり・・・と
面白いですよ。
翡翠はジェダイトとも呼ばれます。
古の昔から世界中で愛され続けている宝石です。
世界各地では「魔法の石」としてお守りに使われてきました。
日本でもお馴染み、縄文時代に勾玉(まがたま)として使用され、
神様の力が宿る石として装飾品に使われてきました。
ちなみにみなさん、翡翠というと何色を思い浮かべますか?
きっと多くの人は
『緑』ですよね
実は、翡翠には緑の他に白、紫、黄があるんです。
翠(みどり)って使ってるのに紫。
不思議!
ちなみに翡翠は、5月の誕生石です。
5月生まれの大切な方に、探してみてはいかがでしょう
喬木村の山道。
すでに廃道・・・
岩石・鉱物を目指して山の中をさまよいますが、
時には「道なき道」もあります。
この先・・・
どう進めばいいんだ?
一応、山に入る時は、万全な装備に心がけています。
松本市四賀の岩井堂横の絶壁
「地質バカ」は縞模様が大好き。
縞々の地層を見るとフラフラと吸い寄せられ、
まさに「崖っぷち」。
気がつくと、崖の壁面にへばりついている自分が
恐ろしい。
八ヶ岳の赤岳直下
地質学に登山は欠かせません。
山頂からの眺めは最高ですが、山は好天ばかりとは限りません。
本当に「五里霧中」の濃霧に巻かれ、
泣きたくなる事も。
写真が霧に巻かれています。泣
御嶽山 三ノ池
山に登っていると、
時々、「ご褒美」があります。
快晴で、周囲には他の登山者もいなく、
全くの無音空間。
絶景を独り占め。
そこまで登るのに、大変なんですけどね・・・
ここはまさに「天空の池」
浅間山外輪山の尾根から見た浅間山本体
右側も左側も落ちたら終わりな尾根を進んでいきます。
こんな所まで、なぜ行くの?
「そこに岩石があるから」。
「バカだから」。
高山植物なんて眺めている余裕はないです。
ここはどこでしょう?
やって来ました
標高3,776m
日本最高地点
富士山山頂です。
火口は一見の価値があります。
ぜひ頑張って登って見て下さい。
しかし空気薄っ・・い・・。
今後も0mから3,776mまで各地を歩いていきます。
しばらく地質バカな作業療法士を
よろしくお願いします。
ではまた次回