みなさんこんにちは

作業療法士

「上高地バカ」なパークボランティア

オグチです。

いよいよ今年最後のお仕事です。

(施設から退職って事じゃなく。ボランティアが)

職場ではリハビリテーションの仕事をしていますが、

お山では全く別領域の分野で、幅広い年代のボランティアの方々からいろいろ教えて頂き感謝です。

また、多くの観光客の皆様とも楽しいお話が出来て、

自分自身の成長にもつながったと思います。

環境省上高地自然保護官・上高地自然公園財団の皆様もありがとうございました。

標高1500m

朝の気温は氷点下1度。

もうすぐ冬です。

早朝の巡視やゴミ拾いは冷えます。

売店の開店前、ベンチは霜で真っ白です。

夏場はこの時間から観光客の方も多いですが、この時期もう誰もいません。

カラマツの落葉

この中を歩くと、なぜか寂しさを感じますね。

上高地のカラマツもあと少しで散り終わります。

落葉の感傷に浸っていないで、ちゃんと散策路のお掃除もしていますよ。

散策路は落ち葉があった方が趣があっていいのですが・・・

木製散策路の落ち葉は腐ってきて、木材を腐食させしまうので、

残念ながら定期的に取り除かないと散策路の破損につながってしまいます。

夕暮れで山が赤く染まるこんな山の風景

「アーベントロート」

と言います。

語源はドイツ語:Abendrot abend「夕方」とrot「赤」を掛け合わせたものです。

ちなみに朝焼けで赤く染まるのは

「モルゲンロート」

同じく語源はドイツ語で、Morgen「朝」rot「赤」を掛け合わせたもの。

どちらも山の仕事のご褒美です。

普段目にすることのない上高地ヘリポートの様子。

冬期閉山に向けて、ヘリコプターで各山小屋から物資が下ろされてくるので、

搬送の準備が行われており、閉山間近を感じます。

山小屋スタッフの皆様、お疲れ様でした。

観光シーズンが終わり、パークボランティアの仕事はしばしお休みになります。

来シーズンのために、花や鳥・観光案内を覚えたりと、

勉強・・勉強・・。

来年4月の開山までさようなら!

では次回から

「上高地バカ・冬期番外編」が続きます。

鋭意作成中、お楽しみに。

それではみなさん、上高地さようなら