みなさんこんにちは

「上高地バカ」パークボランティアこと

作業療法士 おぐちです。

 

今回も作業療法ではなく、上高地の魅力をお伝えしたいと思います。

さて、上高地の見どころの一つに

「焼岳」があります。

今年7月末から火山活動がやや活発になり「空振」が続いて発生しています。

噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)ですが、

登山される方は、きちんとした装備でお願いします。

私もヘルメットや無線機(免許持ってます)はちゃんと持参しています。

9月初めに山頂の状況を見て来ましたので、ご覧下さい。

大正池から見た焼岳です(登山とは別の日に撮影)。

「大正池」は大正4年に焼岳が噴火し、火砕流が梓川を堰き止めてできた池なので

「大正」

の名がついています。

かなり山頂近くまで登ってきました。

危険な程ではありませんが、岩場を歩いて登っていきます。

山頂南側の噴気口の様子で、かなり

硫黄の匂いが強い

この場所はいつも噴気が出ており

ここまで来ると、

火山に登っているんだ

という気持ちが強くなります。

焼岳北峰山頂(2,444m)。

山頂はやや狭くて土がむき出しになっていますが、座って休憩など出来ます。

焼岳には北峰と南峰の2つの山頂がありますが、

南峰は崩落の危険があり、現在は立入禁止です。

山頂から見下ろした上高地。

雲の上は

気持ちがぃいいい!っ・・・

 

 

だれも

そう、だれもいない、この無音と静寂。

 

 

 

 

そして山頂直下には、火山湖

コバルトブルーが美しい

「正賀池」があります。

キレイですね。素敵ですね。

写真右側に穴があいていますが、

「隠居穴火口」

といって、かなり深い火口です。

正賀池、隠居穴火口のどちらも近づく事は出来ません。

標高2,100m辺りは、

ナナカマド

が赤くなり始めていました。

この「ナナカマド」という和名は

“大変燃えにくく、7度かまどに入れても燃えない”

ということから付けられたという説が広く流布している。

なのだそうですが

実際にはナナカマドの薪は良く燃えるとの記述もあるそうで

どっちやねん

 

さあ、みなさん

秋は徐々に始まっています。

9月下旬頃から上高地でも紅葉のシーズンに入ります。

是非、上高地へお越し下さい。

なお、以前にも書きましたが、焼岳へ登山される時は、

「活火山である」

という認識で、

「火山情報の確認」

「登山計画書の提出」

「ヘルメット等の装備」を必ずお願い致します。

 

それではまた!