上高地は暴風雨
みなさんこんにちは
作業療法士 おぐちです
ジメジメ…
ジトジト…
梅雨の時期になりました。
前回、上高地があつい!と言ってましたが
今回、訪れた6月16日(日)
上高地は暴風雨です。
こんな大荒れの日にも
「上高地バカ」な私は、
元気にゴミ拾いや外来植物調査にボランティア出動します。
ウイークデーの観光客の落し物やゴミも結構たくさん落ちているんですよ。
ほっとけません!
本業の療法士もちゃんと真面目にやってますからねw
いや・・・ホントに
朝の上高地バスターミナルです。
いつもの日曜日だと朝からお客さんで賑わっていますが、
バスが到着しても、ガラガラ。
河童橋です。
向かいのケショウヤナギの揺れにご注目。
強風と横殴りの雨で写真が滲んでしまうのです。
でも、パークボランティアのうま味とでも言いますか
暴風雨に晒される河童橋を独り占め!
ただし、橋から飛ばされそうです。
あぁ・・・
なんと・・・河童橋脇の大木が強風で根こそぎ転倒。
昔ここから撮った写真・・・あったっけ?
自然のする事なのでしょうがないですけど、んん残念。
今の見頃はマイヅルソウ。
森林の中のあちこちで見られます。
面白い形の小さい花ですが、群生していて見応えがあります。
名前の由来は、葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ていることから
舞鶴草とついたそうです。
他にも色々な花が咲き始めました。
これから楽しみです。
こちらが舞鶴紋
田代湿原では、
レンゲツツジも見頃を迎えています。
晴れていれば穂高連峰と共演ですが、今回は残念。
レンゲツツジは、
別名「ウマツツジ」「ベコツツジ」
とも呼ばれ、とてもキレイな花を咲かせるのですが
蜜などには、痙攣性の毒がありますので
決して舐めたりしないようにしてくださいね。
別名の「ウマツツジ」「ベコツツジ」というのは
家畜の馬や牛(ベコ)が食べると害が出る事からきています。
そして、前回お知らせした!
ザザァアン!!
「超レア!緑のニリンソウ」です。
何故、緑になるのか?
それは、白く花だと思われている部分は
萼(がく)
なんですね。萼とは花を支える部分というか
果実がついてる場合は、蔕(へた)と呼ばれる部分の事です。
元々が緑色の萼(がく)だったのが、先祖帰りしたものと考えられています。
ニリンソウは残念ながら、そろそろ花の時期が終わってしまいます。
毎年どこかに咲いていますので、
是非、来年探してみて下さいね。
今回はこのへんで
それではまた