みなさんこんにちは

よこやまです

5月も半ばを迎えて陽も強くなってきました。

これからは、暑さと雨を繰り返す梅雨が近づいてきます。

梅雨を前に体調を整えてお過ごし下さいね。

 

今回は、そんな梅雨時期の6月の雑学をご紹介したいと思います。

さて、1年12ヶ月の各月には別名がついてるのは知ってますよね。

1月なら睦月(むつき)

2月なら如月(きさらぎ)

3月なら弥生(やよい) などです。

では、6月の別名は?

みなさんわかりますか?

梅雨の6月の別名は

「水無月」(みなづき)

ちょっと待ってほしい…

おかしいでしょ

水が無い月って!

だって、毎日のように雨が降ってるじゃないですか

「無い」わけない!!

納得できない。

ではなぜ「水無月」となったのでしょうか?

これ実は「水無月」で使われる「無」

「無い」という意味ではありません。

連体助詞の「の」の意味で使われているんです。

そう、つまり「水の月」という意味になります。

陰暦の6月は、今で言うと6月下旬〜8月上旬頃の事。

農業では、田んぼに水を引く頃です。

そこにちなんで

「水の月=水無月」としたという事です。

ややこしい事を…

まあでも、「の」って意味なら納得できますね。

うん

こういった昔の言葉をひも解いていくと

自然を今よりも身近な存在として生活していた事がわかる気がします。

便利な世となった現代では、『雨は嫌だな』って思う方も多いと思いますが、

雨は自然の恵みであり、

キレイに生い茂る夏の草花や野菜、果物が美味しく育つ糧です。

そう思うと梅雨も少し楽しみになりませんか?

恵みの雨の月

『水無月』を楽しみましょう。

ミュージカル映画『雨に唄えば』良いですよね。

観てない方、おすすめです。

それではまた!

 

 

 

 

 

…と終わらせておいてなんなんですが

やっぱり水がない月だから水無月。

という説もあります。

先程、陰暦の6月は、今の6月下旬~8月上旬頃と説明しましたよね。

つまり真夏も含まれるわけです。

太陽が照りつけ、水も干上がる、つまり水が無くなる。

ということから「水無月」になったという説もあります。

 

みなさん良いですか?

結論!

水無月は、水がある月ですし、無い月です。

ではまた!