こんには、大野です。

今回の音楽は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタルバンド「METALLICA(メタリカ)」
メタルバンドとして世界的に成功を収めた彼らは、グラミー賞8回 、2009年に「ロック殿堂」
「史上最も人気のある100のロックバンド」8位など、ロックファンなら知らない人はいないバンドだ。

楽曲提供しないことでも知られる彼らが初めて楽曲提供した
映画「Mission Impossible2(ミッションインポッシブル2)」
エンドロールで流れる楽曲「I  Disappear」
その他、Disney映画のJUNGLE CRUISE(ジャングル クルーズ)楽曲「Nothing Else Matters」
METALLICAが好きで、映画をみた人も多いのではないだろうか。

彼らの楽曲「One」(シングルカットされた)のミュージックビデオに映画「ジョニーは戦場へ行った」の映像がでてくる。
(ドラマ―のラーズが「ジョニーは戦場へ行った」を観て、ミュージックビデオに映画の場面を使っている)

「ジョニーは戦場へ行った」は、ダルトン・トランボの反戦小説を映画化。
ダルトン・トランボ自身が、監督・脚本を行い1971年に制作された。
【あらすじ】
第一世界大戦へ出征したジョニーは、戦場で視覚、臭覚、言葉、聴覚を失い
病院に運び込まれ、機能しない両腕と両足も切断されてしまう。
わずかに首と頭を使い意思を伝えようとするが、医師、看護師、軍人は
肉体的痙攣だと判断し、鎮痛剤を打ち続ける。
ある日、新しく赴任した看護師をきっかけにモールス信号であることに
気づく。彼の訴えは「自分を公衆の前に出して陳列させてくれ」(自分を
維持するにはお金がかかる。だから見分料金を取ってくれ)という。
それは、できないと答えると彼は「殺してくれ」と何度も訴える。

この映画では、反戦をテーマの中に、ノーマライゼーションや
非言語的コミュニケーション、尊厳が深く描かれており、考え深い映画です。
皆さんも機会があれば、観て下さい。