みなさんこんにちは

管理栄養士

鈴木ズーニーです。

秋になり、過ごしやすくなってきました。

管理栄養士の私にとっては、やはり

食欲の秋

みなさんはどうでしょうか。

今回は、秋を代表する食材と、関連する

ビタミンについて

のお話です。

みなさん日本人にとって最もよく食べられている魚って何だと思いますか?

スーパーでも一年中並んでおり、季節に関係なく、

いつでも買うことができる魚。

画像見えてるけど

それは、鮭。

そして、鮭は秋を代表する食材としも挙げられています。

これからの時期は、

「秋鮭」

と呼ばれる鮭が出回るからです。

秋鮭は9月から11月にかけて、産卵の為に故郷の東北や北海道沿岸に戻ってきた鮭のこと。

海を回遊していた鮭がなぜ、生まれ育った川に戻って来られるのか

未だに解明されていないそうですが、

この習性があるおかげで私たちは「秋鮭」を食べることができるのです。

不思議ですね。

ちなみに秋鮭は「秋味」と呼ばれることもあるそうです。

「秋味」と聞くと、

某メーカーの缶ビールを思い浮かべてしまいます。(笑)

 

続いて秋の食材

そう、きのこ。

きのこ類もまた、季節に関係なく一年中手に入る食材です。

本来の意味での「旬」は一年のうちで最も収穫量が多く、美味しくなる時期を指すので、

栽培されている きのこには、旬がありません。

ですが、きのこが秋を代表する食材だと言われているその理由は、

ずばり!

そう「松茸」

松茸をはじめ、自然に栽培されるきのこや、キノコ狩り等で収穫するような野生のきのこは、

湿度や温度等、いくつかの条件を満たさなければ収穫できません。

つまり、秋にしか収穫できない。という意味では旬だとも言えそうですね。

鮭と、きのこ。この2つの食材に共通する栄養素は

「ビタミンD」です。

ビタミンDは骨に関与するビタミンで、不足すると骨が弱くなり

骨折のリスクが高まります。

実は、このビタミンDは。

食事以外から摂る補給方法もあります。

意外!それは

太陽のエネルギー

そう、日の光に当たること。

しかし、紫外線に当たることが条件。

なので、ガラス越しでは無く、外に出ないといけません。

皮膚から作ることができます。

もちろん、紫外線を防ぐ日焼け止めクリームもダメですよ。

季節や地域にもよりますが、

10分~30分ほど日に当たることで

必要な量を満たせると言われており、

屋外での活動習慣がある方はそれほど不足を心配することはありません。

ですが、これからの時期、雨や寒さで屋外での活動を控えてしまう。

なんてことはありませんか?

また高齢者も皮膚からビタミンDを作る能力が衰えてしまう為、不足に注意が必要です。

毎日、日焼け止めを使用する方もです。

そのような場合は、意識してビタミンDを食事から摂る必要があります。

では、どれくらいビタミンDを摂取すれば良いのでしょうか。

 

続きは後編へ

それではまた