みなさんこんにちは

作業療法士の

おぐちです。

今、上高地の散策コースは、ほとんど雪が解けています。

今年は積雪も多かったですが、

雪解けが予想以上に早く進み、

そろそろ気の早い山野草が咲き始めています。

 

前回の環境省パークボランティアに続き

今回は、上高地の動植物の一部をご紹介しようと思います。

これからの時期は花や鳥、新緑など

きっと「インスタ映え」する写真が撮れますよ。

では、まずこちら

『ニリンソウ』

別名「フクベラ・ガショウソウ」

河童橋から徒歩1時間程の明神館より上流域で良くみられます。

白い花びら(本当は花弁ではなく「がく」です)は通常は5枚ですが、

6,7,8・・・枚と変わりモノも多いのですが

超レアなモノでは

花びらが『緑色』のモノがあります。

花びらが『緑』なんですよ!

もし見つけたら自慢しちゃいましょう。

こちらは

『ハシリドコロ』

あちこちに出てきました。

紫色で釣鐘型の小さな可愛い花をつけますが、

この花、可愛さに似合わず

根には猛毒があります。

誤って食べると…

『錯乱して走り回りだす』

『茎根がトコロ(野老)に似ている』

そのことから、この名前がついたそうです。

触った手で目をこする等もしないでくださいね。

くれぐれも見て楽しむだけにして下さい。

でも、これがなかなか可愛いんですけどね

『マガモ(オス)』

この時期の上高地では、カモ類も良くみられます。

マガモやオシドリ等が数多く住んでおり、

とくにオシドリはオスメスつがいで良くみられます。

運が良ければ近くに寄って来ますよ。

それでも動物は思うように動いてくれないので

シャッターチャンスには苦労します。

上高地は国立公園です。

かわいい動植物が沢山いるのですが、厳しく保護されていますので、

気持ちは凄くわかりますが

むやみに採取したり、餌を与えたりしないで下さいね。

最後に

河童橋の観光写真は見た事があると思います。

みなさん橋を渡りながら景色に魅入り、自然を堪能しますよね。

これだけ多くの人を乗せて支えてる、そんな河童橋

『河童橋(裏)』

橋の下を見る機会はあまりないと思います。

こんな感じでとても頑丈です。

実は、現在の河童橋は5代目の橋なんです。

100年以上に渡って人々を支えてくれているこの橋

機会があれば、どんな風に支えてくれているか

観てあげて下さいね。

それではまた