みなさんこんにちは

よこやまです。

 

3月に入り最後の寒波なのでしょうか

松本市では、雪が降り寒さが厳しいですが、

月末には、きっと気温がグッと上がりますので、

急な温度変化に体を壊さないように、お体ご自愛下さいね。

 

さて、みなさん唐突ですが

『晴れているのに、雨が降ってる』

そんな状況の事、何て言います?

いくつか呼び名があると思うんですが

日照雨(そばえ)

涙雨(なみだあめ)

天泣(てんきゅう)

沖縄では太陽雨(ティーダアミ)

と呼ぶんですって

色々と洒落れた呼び名がありますが、

一般的には、お天気雨または

『狐の嫁入り』何て言いますよね

何それ?って方

そう言うんです。

晴れていても雨が降るという嘘のような状況が

まるで、キツネに化かされているような感覚だという事から

近くで狐の嫁入りの行列が通ると

お天気雨になると思われていました。

実は、イギリス(南西部)でも

お天気雨は

『FOX WEDDING』

つまり『狐の嫁入り』って呼びます。

奇遇ですよね

でもね…

これは悲しい物語が

もとになっているんですよ…

 

あるところに、長い間ずっと雨の降らない村があった。

雨が降らない事に困り果てた村人達は

『何か生贄を捧げれば雨が降るのではないか』と考えた。

村のはずれにある森には、人間に化ける不思議な雌狐が住んでいた。

村人は、不思議な力を持つ狐を生贄にすれば、雨も降るだろうと考え

そこで、村一番の美青年が、狐の娘を騙して嫁入りさせようとした。

しかし、騙し口説こうと何度か狐に会ううちに

人間の娘に化けている狐と分かりながらも

男は娘に恋をしてしまった。

そしてまた娘も男を愛してしまったのだ。

男は、娘に「これは罠だから遠くへ逃げなさい」と言うが

狐はその男が好きだったので、

「あなたの村が救われるのなら良いわ」と

人間の娘に化けてそのまま嫁入りをし、

村人たちに生贄にされてしまった。

その日から、晴れた空から大粒の雨が降るようになったと言う。

みなさん、どうですか

悲しいでしょ…

男、何やってんだよ…

みなさん、大切な人…

離しちゃだめだよ…それだけはお願いね

 

ちなみに、『晴れているのに、雪が降ってる』

そんな状況の事、何て言うか知ってます?

一般的には

風花(かざはな、かざばな)と呼ぶそうなんですが

北陸から関西方面では

『狸の嫁入り』

と言うらしいですよ。

まあ、これは特に逸話がなくてですね

『雨が狐なら、雪は狸じゃない?』って感じでつけられたそうです。

 

…狐と狸にちなんだもの

もう一個あります!

これ書かせてください!

(雪と雨関係ないがなw)

 

寝たふりしているのを

『タヌキ寝入り』って言うじゃないですか

寝たふりを英語で何て言うか知ってます?

『FOX SLEEP』

つまり、『キツネ寝入り』ですよ!

タヌキとキツネの

妙なつながり、面白いですよね

それではまた!